ヨハネによる福音書 第1章5節
「光はやみの中に輝いている。そして、やみはこれに勝たなかった。」
“The light shines in the darkness, and the darkness has not overcome it.”
写すのは、彼女が見ていたかもしれない光。彼女の内側を通り過ぎた感情。色や匂いの記憶。そして、見る者の中に反照する記憶のかたちである。
その光や記憶を辿るとき、私たちは彼女の記憶を追体験するだけではない。そこに映し返される自らの過去や感情にも、そっと触れることになる。
そして私たちはもう一度、自分自身の中に残るものを見つめ直す。