(1) 派手な設定なしでなぜハマる?『残念ながら明日も出勤です!』が描く、大人たちの“等身大”オフィスロマンス - (Page.10)

家電のショールームさながらのシウの自宅をジユンが訪れると、二人が過ごす様子をロボット掃除機が記録していた。ふとした拍子にそのログ映像が映し出され、シウはそこに映る自分の姿に目を留める。ジユンを前にして、穏やかに微笑んでいるのだ。普段は「3ノーマン」として笑顔をほとんど見せないシウ自身も、それまで意識していなかった自分の表情を目の当たりにする。恋に落ちる瞬間を大きな事件として描くのではなく、いつの間にか変わっていた自分に気づく瞬間として描く。そこにも、本作のロマンスらしさが表れている。
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