築87年の戦前古家を取り壊さずリノベ! ボロボロの家を快適な新居に変えた夫婦 『住人十色』 / 他 - (Page.3)

リノベーションしたというこの家は、元は築87年の空き家で、人が住める状態ではないほど朽ち果てていた。しかも家が建っていたのは「旗竿地」と呼ばれる、道路に面する間口が極端に狭く、細い道路の先に家を建てる土地がある変形地。一般的には周囲を隣家に囲まれていて、日当たりや風通しが良くない土地だ。加えて極細の竿部分が15メートルもあり、そこに倉庫があるというあまりにも厳しい立地環境だったという。

 結婚を機に新居を構えることにした住人(アルジ)夫妻。通勤に便利な大阪市内で探していたところ、見つけたのが相場の3分の1という破格値で売り出されていた築87年の古家だった。

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