星野源、エッセイは「エゴを削ぎ落としていく作業」…… 『いのちの車窓から 2』出版記念トークイベント / 他 - (Page.5)

エッセイを書き始めた頃は「面白いものを書きたい」と思っていたそうだが、『いのちの車窓から』に関しては「何も考えない」とのことで、「自然に自分の中に出てくるものを書き留めるように、いつも気をつけています」と語った。そしてエッセイはエゴを削ぎ落とす作業だとして、「自分が“強調したい”思いがあったら、それを削る。強調って欲と似ている。例えば感動したらそれを強調して伝えたくなるけど、(読者は)強調している僕の話を読むだけになってしまう。それをどんどん削ぎ落としていくと、読む人が同じように体験できるということになるんじゃないかと。このエッセイは、そういう書き方をしています」と説明した。

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