「アニメを辞めようと思ってた」押井守監督、大塚明夫と語った『イノセンス』の裏側 / 他 - (Page.5)
だが、アニメ制作の辛さも十分に味わったという。「監督としてアニメを作るには“待つ”辛さがあるんですよ。絵があがって、色がついて、声優さんが声を入れて、初めてキャラクターが立ち上がってくる。それまでこの作品だと2年半くらいかかってる。『GHOST IN THE SHELL』から3年後の世界だから、必ず登場人物たちは変わってるわけで。それを確かめるまでは安心できなかったですね」と当時の監督としての苦悩を振り返った。
押井守監督【撮影/ババショウタ】
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