特に「高専柔道」の流れの中で培われた実戦的な寝技の技術が、その源流にあるといいます。その技術がブラジルへ渡り、グレイシー一族による他流試合を通じて実戦性が高められ、現在のブラジリアン柔術へと発展しました。中井さんは、ブラジリアン柔術を「柔道の昔の形が色濃く残った競技」と位置づけ、「地球の裏側で保存されていた実戦的技術を、日本が再発見し、現代に提示している」と語ります。
また、かつては「喧嘩のための格闘技」といった先入観を持たれることもあったが、現在では競技としての安全性と洗練されたイメージが広がっているとのこと。芸能人など著名人の実践も公表されるようになり、社会的な認知は大きく変化しているといいます。