(1) 派手な設定なしでなぜハマる?『残念ながら明日も出勤です!』が描く、大人たちの“等身大”オフィスロマンス - (Page.6)

そんな時間を重ねるうちに、ジユンは冷徹に見えたシウの合理性が「ただの冷酷さ」ではなく、「筋の通った誠実さ」なのだと気づいていく。一見すると「何も起きていない」ように見える展開の裏で、本作は先に挙げたヒット作とは異なる方法で、二人のロマンスを動かしていく。

“何でもない毎日”の中から恋が生まれる
 本作を観ていて不思議なのは、画面の中で流れる時間に妙な身に覚えがあることだ。物語の始まり、ジユンは社内で「定時の妖精」と呼ばれていた。
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